労働環境の整備改革
プロ・ガードZでは、まず最前線で働くスタッフの立場に立って物事を考えています。
警備員という職業に対して、「誰にでもできる仕事」「学歴や特別な資格がなくてもなれる仕事」というイメージを持っていませんか?
確かに、未成年や犯罪歴がある方でなければ、警備員として働く資格を得ることは可能です。
ですが、少し想像してみてください。
たとえば、運転免許を持っている人全員が運転技術に優れているとは限りませんよね?
警備員も同じです。就くための条件は比較的ハードルが低いかもしれませんが、実際に現場で事故を未然に防いだり、周囲との円滑な関係を築いたりするためには、それ相応の知識や経験、そして判断力が求められます。
プロ・ガードZでは、こうした現場で必要とされるスキルを身につけられるよう、社内での研修を重視し、実際の現場で経験を積み重ねることで、初めて一人前の警備員として成長できると考えています。
業界の現状とプロ・ガードZの取り組み
にもかかわらず、警備業界の労務単価は、最低賃金にわずかに上乗せされた程度の水準である企業がいまだに多く存在しています。その背景には、長年続いている同業他社による価格競争(ダンピング)の影響があります。
「低価格で契約する ⇒ その価格でしか賃金を支払えない ⇒ 求人を出しても人材が集まらない」という悪循環が、業界全体の課題であることは認識されていながら、そこから抜け出すことができない状況が続いてきました。
持続可能な報酬体制を目指して
プロ・ガードZでは、「安心して働ける環境こそが、質の高い警備サービスを提供するための基盤である」との考えのもと、営業活動を展開しています。
不適切な報酬水準では、経済的・身体的に不安定となり、現場での警備業務に支障をきたす恐れがあります。
そのため、私たちはクライアントの皆様に弊社の理念をご理解いただいた上で、適正な価格での契約をお願いしています。
当社も、最初からこの悪循環から脱却できていたわけではありません。
理想を掲げ、粘り強く理念を伝え続ける営業活動を行ってきたことで、現在では「神戸で最も働きやすい労働環境」の実現へと繋がったと自負しております。
私たちがこの構造から脱け出せたことを起点に、神戸全体の警備業界にも前向きな変化が広がっていくことを心から願っています。
満足度の高い顧客サービス
当社では、お見積りの際には常に適正な価格をご提示しております。
昨今の経済状況において、建設業界では「価格の安さ」が重視される傾向が見受けられます。
しかし、少子高齢化が進む現在、人材の確保は業界を問わず大きな課題となっています。
そのような中で、当社は警備の専門企業として、質の高いサービスや多様なご要望に柔軟に対応する体制を整えており、クライアント様にご納得いただける「価値」を提供することを使命としています。
